授業の概要 | 物質の性質は分子自体の電子的性質(量子力学に従う)と分子集団の統計熱力学的性質(熱力学・統計力学)の2種類の大別される。本講義ではこの2つの性質を説明する3大原理(量子力学・熱力学・統計力学)のうち、化学に必要な部分に焦点をあて、これまでに学生が学習してきた内容を復習しつつその論理を講義し、理解を確実にせしめる。 | |
学習・教育目標 | 物質のあらゆる性質を支配している原理を明確に認識し、性質の発現するメカニズムを深く理解する。これまで学んだ物理化学の復習に役立つだけでなく、化学現象を物理化学の論理を通じて全体的に理解し、その後の発展的な事項の習得への基礎の確立を目指す。 | |
キーワード | |
授業計画 | (1)古典力学の復習 (2)熱力学の復習(その1) (3)熱力学の復習(その2) (4)熱力学の復習(その3) (5)可逆・不可逆変化についての理解(その1) (6)可逆・不可逆変化についての理解(その2) (7)平衡についての理解(その3) (8)力学と熱力学との接点(統計熱力学の理解~その1) (9)力学と熱力学との接点(統計熱力学の理解~その2) (10)統計力学の化学への応用(その1) (11)統計力学の化学への応用(その2) (12)量子力学の分子への応用(その1) (13)量子力学の分子への応用(その2) (14)量子力学の結晶への応用 (15)まとめ | |
教科書 | |
参考書 | |
成績評価方法 | |
成績評価割合 (%) | 定期試験(中間・期末試験) | 小テスト・授業内レポート | 宿題・授業外レポート | 授業態度・授業への参加度 | 受講者の発表(プレゼン) | 出 席 | 教員独自項目※ | 95 | 5 | | | | | | |
※成績評価割合の 教員独自項目 | |
備考 | 毎回の講義終了後、該当箇所の既習の科目の講義ノート・教科書・参考書で復習することが必要である。 | |
更新日付 | 2012/12/20 16:06:54 |