講義コード 7333200
開設科目名 金属クラスター化学
科目群名 (新)専門群
専攻 化学
コース
担当教員 中島 隆行
教員所属 理学部
開講期・曜日・時限・教室 前期 水曜日 3・4時限 B1208
授業方法 講義
対象学生 1年次以上
単位数 2
週時間 2



授業の概要
金属クラスターとは、一つの分子に遷移金属が複数個含まれる化合物群の総称である。遷移金属元素は、電子機能、磁気特性、発光などの様々な特徴を有している。これら金属固有の機能を組み合わせることにより、単核の金属錯体では実現困難な新しい機能を金属クラスターにおいて創出することが可能となる。本講義では、金属クラスターの研究例を最近の内外の話題とともに講義する。
学習・教育目標
金属クラスターの合成法から、その応用に関して最近報告された原著論文を紹介しながら講義することにより、国内外の研究に関する知識を習得する。
キーワード
遷移金属クラスター、相乗的協同効果、超分子化学、有機金属化学、錯体化学
授業計画
第1回:ガイダンス
第2回:金属多核クラスターの紹介
第3回:自然界にある金属クラスター
第4回:前周期-後周期 2核クラスターの例
第5回:前周期-後周期 2核クラスターの合成法
第6回:前周期-後周期 2核クラスターの反応性
第7回:3~6核金属クラスターの例
第8回:3~6核金属クラスターの合成法
第9回:3~6核金属クラスターの反応性
第10回:高次多核金属クラスタの合成法
第11回:高次多核金属クラスタの反応性
第12回:ランタナイドを含む金属クラスターの合成例
第13回:ランタナイドを含む金属クラスターの反応性
第14回:金属クラスターに関する最近の話題
第15回:まとめ

授業中に配布する金属クラスターに関連する文献を予め読み,理解しておくこと。
教科書
1. 特に指定なし
参考書
1. 適宜指示する
成績評価方法
出席状況,レポート,討論内容・能力を総合的に評価する。
成績評価割合
(%)
定期試験(中間・期末試験)小テスト・授業内レポート宿題・授業外レポート授業態度・授業への参加度受講者の発表(プレゼン) 
出 席
 
教員独自項目※
0200200600
※成績評価割合の
教員独自項目
他専攻(複合コース等)
の学生の問い合わせ方法
履修に際しては予め担当教員に相談し了承を得ること。C棟C324室
備考
授業中に配布する金属クラスターに関連する文献を予め読み,理解しておくこと。
更新日付 2012/12/14 12:50:13