授業の概要 | 近年のレーザー技術の発展により、強い光を利用した精密な化学反応制御や物質設計の可能性が広がってきている。本セミナーでは光と相互作用した分子系のダイナミクスの理論的取扱いに着目し、関連した量子力学的基礎の習得に重点を置く。教科書や参考文献を輪講し、演習を交えながら光と物質の相互作用に関する理解を深めることを目的とする。 | |
学習・教育目標 | 数学的定式化を通じて量子力学の基礎概念の理解を深め、光と物質が関わる諸現象を量子力学の言葉で考察することができるようになる。 | |
キーワード | ブラケット表記、時間発展演算子、時間に依存したシュレディンガー方程式、波束法 | |
授業計画 | 以下の項目(順不同)に関する教科書・参考文献を演習を交えながら輪講し、光-分子系のダイナミクスの理論的取扱いに重要な基礎を固める。
(1) ブラケット表記について (2) 基底ケットと行列表現 (3) 並進演算子、回転演算子、時間発展演算子 (4) シュレディンガー表示、相互作用表示、ハイゼンベルグ表示 (5) 電気双極子相互作用 (6) 時間に依存した摂動論 (7) 波束法によるスペクトルの計算 | |
教科書 | |
参考書 | |
成績評価方法 | |
成績評価割合 (%) | 定期試験(中間・期末試験) | 小テスト・授業内レポート | 宿題・授業外レポート | 授業態度・授業への参加度 | 受講者の発表(プレゼン) | 出 席 | 教員独自項目※ | 0 | | 20 | 80 | | | | |
※成績評価割合の 教員独自項目 | |
他専攻(複合コース等) の学生の問い合わせ方法 | |
備考 | |
更新日付 | 2012/05/15 11:01:31 |