講義コード 3311000
開設科目名 材料科学
担当教員 梶原 孝志
教員所属 理学部
開講期・曜日・時限・教室 前期 金曜日 1・2時限 化学講義室
授業方法 講義
対象学生 4回生(3回生も可)
単位数 2
週時間 2



授業の概要
今日私たちを取り巻く物質はさまざまな機能性を有しており、新たな物質開発も盛んに展開されている。資源やエネルギーの枯渇が叫ばれる中、より高度な機能性を追及した物質創生の研究が進められている。そのような機能性材料を対象に、その機能性の基礎となる理論をそれぞれ数回に渡って学び、代表的な機能性材料についてその機能性発現のメカニズムを理解する。
学習・教育目標
材料科学は化学、物理学などの複合領域である。無機化学、固体科学、物理化学、有機化学、電磁気学などこれまで学んできたことを再確認しながら、そのような現象がどのように物質開発に応用されているかを理解し、研究を遂行していくために必要な思考法を身につける。
キーワード
材料、電子、光、磁気、機能性
授業計画
1.物質の持つ機能性
1-1. 機能性の分類
2.電子の持つ機能性 
2-1. 電気伝導の基礎理論1 
2-2. 電気伝導の基礎理論2
2-3. 伝導性材料 金属材料
2-4. 伝導性材料 半導体
2-5. 超電導
3.光の持つ機能性
3-1. 光と物質の相互作用1
3-2. 光と物質の相互作用2
3-3. 発光材料
3-4. 光触媒
3-5. レーザー
4.スピンの持つ機能性
4-1. 磁気特性の基礎理論1
4-2. 磁気特性の基礎理論2
4-3. 磁気材料 古典磁石
4-4. 磁気材料 分子磁石

※配布資料を参考に,授業の予習,復習を行なっておくこと.
教科書
1. 特に指定しない。必要に応じプリントを配布。
参考書
1. 必要に応じ講義中に紹介する。
成績評価方法
期末試験(50%),小テスト・レポート(30%),出席状況および授業態度(20%)程度の割合で,総合的に評価を行います。
成績評価割合
(%)
定期試験(中間・期末試験)小テスト・授業内レポート宿題・授業外レポート授業態度・授業への参加度受講者の発表(プレゼン) 
出 席
 
教員独自項目※
502010515
※成績評価割合の
教員独自項目
備考
応用選択科目.研究室:新B棟3階1306室(梶原(孝)).質問は逐次受け付ける.
※配布資料を参考に,授業の予習,復習を行なっておくこと.
更新日付 2012/05/15 11:09:36