講義コード 3308400
開設科目名 無機化学通論Ⅰ
担当教員 中島 隆行
教員所属 理学部
開講期・曜日・時限・教室 前期 月曜日 5・6時限 A202
授業方法 講義
対象学生 2回生
単位数 2
週時間 2



授業の概要
本講義では,18族を除く各主族の最初の2元素(典型元素)を中心に主族元素及び水素化合物の化学について基礎的事項を解説する。単体や化合物の性質は,電子配置や構造を理解することによって明らかにすることができるので,基本的な法則をもとにした体系的な学習ができるよう講義する。
学習・教育目標
典型元素を中心に主族元素及び水素とその化合物の化学について学習する。各元素を各論的に学ぶのではなく,原子や分子の電子配置や基本的な法則をもとに体系的に学習することにより,元素の周期律を理解することを目標にする。
キーワード
化学結合,周期律,電子配置,典型元素,分子の形,
授業計画
 第1回 ガイダンス,元素の周期律とは?
 第2回 化学結合についての復習1:原子軌道
 第3回 化学結合についての復習2:分子軌道
 第4回 化学結合についての復習3:混成軌道
 第5回 分子の形
 第6回 主族元素についての概観
 第7回 貴ガス
 第8回 水素と水素化物
 第9回 第二周期元素と第三周期元素との比較・相違
 第10回 酸素と硫黄
 第11回 窒素とリン
 第12回 ハロゲン元素
 第13回 ホウ素族
 第14回 アルカリ金属とアルカリ土類金属
 第15回 典型元素についてのまとめ

1年次に受講した基礎化学I,IIIの内容を復習すること。また,第一回目の授業で配布する授業計画に基づき次回の授業範囲を予習しておくこと。
教科書
1. 「無機化学」第4版(上) シュライバー・アトキンス 東京化学同人 2008
2. 「無機化学」第4版(上) シュライバー・アトキンス 東京化学同人 2008
参考書
1. はじめて学ぶ大学の無機化学 三吉克彦 化学同人 2004
2. 典型元素の化学 W. Wenderson著,三吉克彦訳, 化学同人 2003
成績評価方法
出席状況と筆記試験及びレポートなど総合的に評価する。
成績評価割合
(%)
定期試験(中間・期末試験)小テスト・授業内レポート宿題・授業外レポート授業態度・授業への参加度受講者の発表(プレゼン) 
出 席
 
教員独自項目※
7001000200
※成績評価割合の
教員独自項目
備考
化学科無機化学系講義科目(必修科目)。但し,平成19年度以前入学者:化学科無機化学系科目(選択科目A)
1年次に受講した基礎化学I,IIIの内容を復習すること。また,第一回目の授業で配布する授業計画に基づき次回の授業範囲を予習しておくこと。
更新日付 2012/05/15 11:09:33