授業の概要 | 化学は「電子」の学問といっても過言ではない。電子は電気を帯び、波動の性質を持つことを高学年になって「量子力学」の理論で学んでいくことになるが、本科目ではその準備として(1)「振動」「波動」、(2)電気の性質についての学問「電磁気学」の初歩、の2点について学ぶ。 | |
学習・教育目標 | 「波動・振動」について本質的に理解できるようになる。「クーロンの法則」と静電気の性質を学び、原子の模型についての理解を深める。さらに電磁波の基本的な性質について簡単に理解する。 | |
キーワード | 波動・振動、波動方程式、定常波、クーロンの法則、静電気、原子模型、電磁波 | |
授業計画 | (1)古典力学の簡単な復習(ニュートンの方程式、エネルギー、力、加速度、速度、位置) (2)単振動~その1 (3)単振動~その2 (4)単振動の重ね合わせ (5)基準振動 (6)波とは何か?~直感的な話 (7)波とは何か?~より正確に記述してみよう(数式を使った表現) (8)波の重ね合わせと干渉~その1 (9)波の重ね合わせと干渉~その2 (10)定常波・波動方程式について (11)静電気とクーロンの法則 (12)クーロンの法則(続き) (13)原子の模型について (14)原子の中の電子について新しい考え方~量子力学へのいざない (15)電磁波とは | |
教科書 | |
参考書 | |
成績評価方法 | |
成績評価割合 (%) | 定期試験(中間・期末試験) | 小テスト・授業内レポート | 宿題・授業外レポート | 授業態度・授業への参加度 | 受講者の発表(プレゼン) | 出 席 | 教員独自項目※ | 95 | 5 | | | | | | |
※成績評価割合の 教員独自項目 | |
備考 | 化学科必修科目。講義に出席するだけでなく、必ず講義の内容を復習、自習(式の導出を全部自分でやり直してみること。さらに教科書・参考書・図書館蔵書を参照して意味を理解しようと反復して考え、努めること)を行い、参考書の練習問題も解くこと。丸暗記は避け、時間を惜しまず自習すること。 | |
更新日付 | 2012/05/15 11:09:33 |