講義コード 7331700
開設科目名 物性化学セミナーⅢ
科目群名 (新)専門群
専攻 化学
コース
担当教員 吉村 倫一
教員所属 理学部
開講期・曜日・時限・教室 後期 水曜日 1・2時限 教員研究室
授業方法 演習
対象学生 1年次以上
単位数 2.0
週時間 2



授業の概要
界面活性剤または両親媒性高分子の物理化学的性質,物性評価,応用のいずれかを含むコロイド化学,界面化学に関連する最新の学術論文を読み,内容を理解した上でまとめ,発表する。また,発表した内容について参加者全員と質疑応答を行ない,新たな知識を得るとともに疑問点を解決する。
学習・教育目標
コロイド・界面化学分野における国内外の最新の研究状況を把握し,各自の研究と関連させ,位置づけを目指す。また,液晶プロジェクターによる発表や質疑応答を通してプレゼンテーション能力を身につける。
キーワード
コロイド化学,界面化学,ナノサイエンス,界面活性剤,小角散乱,金属ナノ粒子
授業計画
以下の項目の学術論文について最近の研究を調査する。
(1)界面活性剤の物理化学的性質
(2)界面活性剤の新規構造と物性との関係
(3)界面活性剤の様々な界面における吸着状態
(4)界面活性剤の水溶液における分子集合体
(5)光散乱,小角散乱を用いた会合体の構造解析
(6)金属ナノ微粒子
(7)コロイド・界面化学に関係する内容

発表者は自分の研究と関連する文献を関連の雑誌で探し,読み,その内容について調べ理解する。パワーポイントを用いて発表資料を作成し,設定した時間内で液晶プロジェクターによる発表を行なう。参加者との質疑応答など討論することで,研究に対する考え方やプレゼンテーション能力を身につける。また,質疑応答には自分自身で応答することが大切であるので,論文内容やその周辺の知識に対してよく調べ理解しておくことが求められる。
論文は,JACS,Langmuir,Journal of Physical Chemistry B,Macromoleculesなどの学術雑誌から最新のもの(2010・2011年)を選ぶこと。
教科書
1. 特になし
参考書
成績評価方法
出席と発表内容および質疑応答などを総合して評価する。
成績評価割合
(%)
定期試験(中間・期末試験)小テスト・授業内レポート宿題・授業外レポート授業態度・授業への参加度受講者の発表(プレゼン) 
出 席
 
教員独自項目※
05050
※成績評価割合の
教員独自項目
他専攻(複合コース等)
の学生の問い合わせ方法
メール(yoshimura@cc.nara-wu.ac.jp)で問い合わせること。
備考
更新日付 2011/05/13 13:31:36