授業の概要 | この科目は,3年次編入学試験を経て入学した学生を対象にして,特別に開設されるものであり,無機化学の基礎的事項について講義する。この科目で修得した単位は,卒業のための必修科目である「無機化学通論1」の単位として読み替えることができる。履修に際しては化学科学科長及び教務担当教員の承諾が必要である。 | |
学習・教育目標 | dブロック元素及びfブロック元素などの金属元素について概観し,次いで遷移金属錯体の性質・反応について学習する。さらに,無機化合物の酸・塩基や酸化・還元に関する性質についても学習し,無機化学の基礎学力を修得することを目標にする。 | |
キーワード | 遷移元素,12 族元素,fブロック元素,金属錯体,酸と塩基,酸化と還元 | |
授業計画 | 第1回 ガイダンス,遷移金属錯体とは? 第2回 遷移金属の一般的性質 第3回 3-11族元素の性質1 第4回 3-11族元素の性質2 第5回 3-11族元素の性質3 第6回 12族元素の性質 第7回 遷移金属元素のまとめ 第8回 fブロック元素 第9回 酸と塩基1 第10回 酸と塩基2 第11回 酸と塩基3 第12回 酸化と還元1 第13回 酸化と還元2 第14回 酸化と還元3 第15回 試験 | |
教科書 | 1. | 「無機化学」第3版,(上・下)5-7章,9章。プリント使用。 シュライバー・アトキンス 東京化学同人 2001 | |
参考書 | 1. | 基礎無機化学 コットン・ウィルキンソン・ガウス 培風館 1997 | |
成績評価方法 | 出席状況と筆記試験及びレポートなど総合的に評価する。 | |
成績評価割合 (%) | 定期試験(中間・期末試験) | 小テスト・授業内レポート | 宿題・授業外レポート | 授業態度・授業への参加度 | 受講者の発表(プレゼン) | 出 席 | 教員独自項目※ | 70 | | 5 | 5 | 20 | | | |
※成績評価割合の 教員独自項目 | |
備考 | 化学科特設科目 履修に当たっては,化学科学科長及び教務担当教員の承諾が必要である。化学全般の基礎となる内容を含む。研究室:C 棟3階C324 室(中島) | |
更新日付 | 2009/12/17 17:30:53 |