講義コード 3311900
開設科目名 物性化学
担当教員 宮﨑 裕司
教員所属 非常勤講師
開講期・曜日・時限・教室 前期 金曜日 3・4時限 A204
授業方法 講義
対象学生 4回生(3回生も可)
単位数 2.0
週時間 2



授業の概要
物質は温度や圧力の変化により,固体・液体・気体の三態に変化するが,種類によっては液晶や柔粘性結晶のような中間相を示したり,非平衡状態であるガラス状態になる。この講義では,そのような物質の凝集状態について熱力学・統計力学・量子力学を用いて理解し,主に固体状態での物質の構造や熱的・磁気的・電気的・誘電的性質について,上記の学問を用い,また,具体的な事例を示しながら解説する。
学習・教育目標
物質の凝集状態について学び,物質(主に固体)の構造および熱的・磁気的・電気的・誘電的性質について理解する。
キーワード
結合,結晶構造,物質の三態,中間相,熱的性質,磁性,伝導性,誘電的性質,ガラス
授業計画
第1回: ガイダンス
第2回: 物質の結合様式
第3回: 結晶構造
第4回: 物質の三態
第5回: 中間相
第6回: 物質の熱的性質-1
第7回: 物質の熱的性質-2
第8回: 物質の熱的性質-3
第9回: 磁性-1
第10回:磁性-2
第11回:伝導性
第12回:物質の誘電的性質-1
第13回:物質の誘電的性質-2
第14回:ガラス
第15回:まとめ
教科書
1. 主にプリントを用いて行う。
参考書
1. 固体物理学入門 キッテル原著 (宇野良清他訳) 丸善
2. 朝倉化学大系10「相転移の分子熱力学」 徂徠道夫 朝倉書店
成績評価方法
主に出席とレポートにより成績を評価する。
成績評価割合
(%)
定期試験(中間・期末試験)小テスト・授業内レポート宿題・授業外レポート授業態度・授業への参加度受講者の発表(プレゼン) 
出 席
 
教員独自項目※
503020
※成績評価割合の
教員独自項目
備考
化学科物理化学系講義科目(応用選択科目)連絡先:化学科担当教員 飯田
更新日付 2009/12/16 21:00:47