講義コード 3310200
開設科目名 化学専門実験3
担当教員 吉村 倫一
飯田 雅康
竹内 孝江
太田 靖人
教員所属 理学部
開講期・曜日・時限・教室 後期 木曜日 5・6時限 化学第三学生実験室
後期 木曜日 7・8時限 化学第三学生実験室
後期 木曜日 9時限 化学第三学生実験室
後期 金曜日 5・6時限 化学第三学生実験室
後期 金曜日 7・8時限 化学第三学生実験室
後期 金曜日 9時限 化学第三学生実験室
授業方法 実験
対象学生 3回生
単位数 2.0
週時間 10



授業の概要
「化学基礎実験1-3」で修得した化学実験に関する基本操作や基礎知識を土台として,「化学専門実験1-3」では,今後の化学研究に直結するより専門的な化学実験を行う。化学専門実験3では,物理化学分野に関連の深い課題を中心に履修する。受講生が3つのグループに分かれて少人数教育のもとに各実験・実習を行う。
学習・教育目標
物理化学分野に関連の深い課題を通して,酵素反応の速度論的解析,質量分析法による分子の構造解析,電気伝導度による酸解離定数の決定,コンピュータによるヒュッケル分子軌道法の計算を学ぶことによって,化学研究の基礎的手法を修得することを目標とする。
キーワード
酵素反応速度,分子軌道計算,質量分析,電気伝導度
授業計画
第1回 ガイダンス:実験を始めるにあたっての注意事項(吉村)
    実験内容の説明(実験1(吉村),実験2(太田))
第2回 実験内容の説明(実験3(竹内),実験4(飯田))

第3回~第10回 実験1~4のテーマを各2回,計8回行う
 実験1.酵素反応の速度論的解析(担当:吉村)
 実験2.コンピュータ実習4(分子軌道の視覚的理解とπ電子系のヒュッケル法による計算)  (担当:太田)
 実験3.質量分析法による有機化合物の構造解析(担当:竹内)
 実験4.電気伝導度法による酢酸の解離定数とSDS水溶液のミセル形成濃度の決定(担当:飯田)

第11回 レポート総括(実験1(吉村),実験2(太田))
第12回 レポート総括(実験3(竹内),実験4(飯田))
教科書
1. 「化学専門実験1,2,3 実験テキスト(改訂版)」 (奈良女子大学理学部化学科編集)
参考書
1. 第7版 実験を安全に行うために 化学同人編集部編 化学同人
2. 第3版 続 実験を安全に行うために 化学同人編集部編 化学同人
3. 改訂 化学のレポートと論文の書き方 泉 美治、 他 監修 化学同人
成績評価方法
出席状況,実験態度,各実験の課題に対するレポートを総合して評価する。
成績評価割合
(%)
定期試験(中間・期末試験)小テスト・授業内レポート宿題・授業外レポート授業態度・授業への参加度受講者の発表(プレゼン) 
出 席
 
教員独自項目※
0100
※成績評価割合の
教員独自項目
出席状況,実験態度,各実験の課題に対するレポートの総合評価
備考
化学科実験科目(必修科目)。本科目の受講に際しては,白衣,保護メガネの着用と学生安全保険(学生教育研究災害障害保険と学研災付帯賠償責任保険)に加入していることが義務づけられている。(参考書の追加)4.「安全の手引」奈良女子大学理学部編、5.「物理化学実験法(第4版)」千原・徂徠編(東京化学同人)。責任教員(吉村,研究室:C 棟3階C311 室)
更新日付 2010/01/05 22:19:26