講義コード 3309600
開設科目名 化学実験法
担当教員 岩井 薫
教員所属 理学部
開講期・曜日・時限・教室 後期前半 木曜日 5・6時限 A202
後期前半 木曜日 7・8時限 A202
授業方法 講義
対象学生 1回生
単位数 2.0
週時間 4



授業の概要
理学部化学科では,1年生後期の「化学基礎実験1」を手始めに,2年生では「化学基礎実験2及び3」,3年生では「化学専門実験1-3」を履修し,4年生での「卒業研究」へと実験系科目が必修科目として開講される。本講義では,これらの実験系科目を履修するにあたっての導入を行うとともに,化学情報の検索法,化学安全教育,及び化学実験の基本操作について講義する。
学習・教育目標
化学実験の概要,化学情報検索法,化学安全教育,化学実験の基本操作などの化学実験を行うための基本事項を学び,化学基礎実験,化学専門実験への準備として基礎的な事項を理解する。
キーワード
化学実験への導入,化学情報検索法,危険物,有害物質,化学安全教育,化学実験の基本操作
授業計画
以下の項目について講義する。

1.化学実験への導入
化学実験の概要
実験ノート・実験レポートの書き方
化学情報検索法と学術文献

2.化学安全教育
危険物(化学的危険性)
有害物質(生物的危険性)
高圧ガス(物理的危険性)
災害対策及び応急処置法

3.化学実験の基本操作
実験前の準備
実験器具の安全な取扱い
基本的な化学実験操作法
実験室廃棄物の処置法
教科書
1. 第7版 実験を安全に行うために 化学同人編集部編 化学同人 2006 974-4-7598-0958-9
2. 第3版 続実験を安全に行うために 化学同人編集部編 化学同人 2007 978-4-7598-1081-3
3. 安全の手引 奈良女子大学理学部編
参考書
1. 第3版 イラストで見る化学実験の基礎知識 飯田隆 他 編 丸善 2009 978-4-621-08088-7
2. 改訂 化学のレポートと論文の書き方 泉 他 監修 化学同人 1999 7598-0831-0
成績評価方法
出席状況と筆記試験及びレポートなど総合的に評価する。
成績評価割合
(%)
定期試験(中間・期末試験)小テスト・授業内レポート宿題・授業外レポート授業態度・授業への参加度受講者の発表(プレゼン) 
出 席
 
教員独自項目※
701515
※成績評価割合の
教員独自項目
備考
化学科実験系科目(必修科目)。化学基礎実験・化学専門実験を行う上での基本事項・安全教育・基本操作等を含む。
更新日付 2011/05/18 12:22:10