講義コード 7334100
開設科目名 機能性錯体化学セミナーⅣ
科目群名 (新)専門群
専攻 化学
コース
担当教員 中島 隆行
教員所属 理学部
開講期・曜日・時限・教室 後期 木曜日 7・8時限 教員研究室
授業方法 演習
対象学生 1年次以上
単位数 2
週時間 2



授業の概要
遷移金属元素の持つ触媒機能、電子特性、磁気特性、可視光吸収などの特長を活かして、金属クラスターは機能性材料への応用研究が盛んに行われている。本セミナーでは、金属クラスターの応用例を取り上げ、遷移金属元素の持つ特性についての理解を深めていく。セミナー参加者が金属クラスターの応用研究の原著論文を選び、発表を行い、参加者全員で取り上げた話題について議論を行う。
学習・教育目標
金属クラスターの機能性に関して、最近報告された原著論文を通じて、理解を深めることを目的とする。セミナー形式で、参加者各自が取り上げた論文を紹介することにより、プレゼンテーション能力の向上を図る。
キーワード
遷移金属クラスター、有機金属化学、錯体化学、機能性金属クラスター、超分子化学
授業計画
金属クラスターに関する、最近紹介された英語の原書論文を読み、セミナー形式で参加者全員に紹介する。
発表ポイント
(1) 選んだ論文を紹介する理由
(2) 論文のIntroduction部分を英語のまま抜粋し、著者の主張ポイントを、分りやすく解説する。
(3) 論文の新規性を過去の論文を紹介しながら明らかにする。
(4) 実験結果から、導き出される著者の結論を説明し、発表者自らそれに関して批評する。
セミナー参加者は発表内容に関して、質疑応答を行い、発表内容の理解を深める。
必要に応じて金属クラスターに関連する文献を調査し、レポートを提出する。

受講者が選択した原著論文を熟読し,内容をよく理解しておくこと。
教科書
1. 特になし
参考書
1. 適宜指示する
成績評価方法
出席状況、レポート、討論内容・能力を総合的に評価する。
成績評価割合
(%)
定期試験(中間・期末試験)小テスト・授業内レポート宿題・授業外レポート授業態度・授業への参加度受講者の発表(プレゼン) 
出 席
 
教員独自項目※
0040400200
※成績評価割合の
教員独自項目
他専攻(複合コース等)
の学生の問い合わせ方法
直接問い合わせること。
備考
受講者が選択した原著論文を熟読し,内容をよく理解しておくこと。
更新日付 2012/05/15 11:01:33