授業の概要 | 有機金属錯体を利用する有用な有機合成反応の開発は近年益々活発化している。本セミナーでは、それら有機合成反応に対する深い理解を得ることを目的として、反応開発または反応機構に関する原著論文、あるいは、新反応開発のための基礎となる有機金属錯体の合成、構造、反応性等に関する原著論文の最新のものを対象に取り上げて参加者全員の前で発表し、討論を行う。 | |
学習・教育目標 | 有機合成反応と有機金属錯体に関する最新の研究内容を理解する。プレゼンテーションに必要な一連の技術を養う。 | |
キーワード | 有機金属化学、有機合成化学、有機金属錯体、有機合成触媒反応、反応機構 | |
授業計画 | 毎回、若干名の発表担当者が発表し、内容について全員で討論する。発表者は以下の要領で行う。 1)有機合成反応あるいは有機金属錯体に関する最近の原著論文のなかで、興味を持ったものをテーマに取り上げ熟読する。 2)関連する文献等を調べ、さらに理解を深める。 3)発表資料の作成を行う。研究背景、当該研究の重要性、結果、考察、結論等について分かりやすくまとめる。 4)セミナーにおいて資料を用いて発表する。発表に際しては、著者らの主張を述べるとともに、自分の視点からの評価を加える。発表後、参加者全員からの質問に対し回答する。 発表者以外の出席者は質疑応答に積極的に参加する。 | |
教科書 | 1. | 国内外の高水準の学術雑誌に掲載された最近の原著論文(英文)のなかからテーマを選ぶ。必要に応じ、関連する原著論文、総説、テキスト等を参照すること。 | |
参考書 | |
成績評価方法 | プレゼンテーション、質疑応答の内容と授業への参加度を総合して評価する。 | |
成績評価割合 (%) | 定期試験(中間・期末試験) | 小テスト・授業内レポート | 宿題・授業外レポート | 授業態度・授業への参加度 | 受講者の発表(プレゼン) | 出 席 | 教員独自項目※ | 0 | | | 50 | 50 | | | |
※成績評価割合の 教員独自項目 | |
他専攻(複合コース等) の学生の問い合わせ方法 | |
備考 | 他の研究グループと共同で実施することもある。 セミナーで取り上げられた内容については各自でよく復習し、理解を深めること。 | |
更新日付 | 2012/05/15 11:01:29 |