講義コード3312800
開設科目名基礎無機化学通論Ⅰ
担当教員中島 隆行
教員所属理学部
開講期・曜日・時限・教室前期集中 その他 その他 その他
授業方法講義
対象学生3年次編入生
単位数2
週時間(30)


授業概要
この科目は,3年次編入学試験を経て入学した学生を対象にして,特別に開設されるものであり,無機化学の基礎的事項について講義する。この科目で修得した単位は,卒業のための必修科目である「無機化学通論Ⅰ」の単位として読み替えることができる。履修に際しては化学科学科長及び教務担当教員の承諾が必要である。
学習・教育目標
無機化学についての基礎的事項を学ぶために,まず,化学結合の概念を学習する。次いで,電子配置を考えながら元素の周期律や純物質の性質を統一的に学ぶ。さらに,無機化学と他分野との境界領域の化学についても学習する。
キーワード
化学結合,周期律,電子配置,典型元素
授業計画
第1回 ガイダンス,元素の周期律とは?
 事前学習:1年次に受講した基礎化学I,IIIの内容を復習すること。
 事後学習:周期表と軌道エネルギーの関係を復習すること。
第2回 化学結合についての復習1:原子軌道
 事前学習:s,p,d軌道の形を覚えること。
 事後学習:原子軌道の位相について復習すること。
第3回 化学結合についての復習2:分子軌道
 事前学習:σ,π結合について予習すること。
 事後学習:窒素・酸素分子の分子軌道を復習すること。
第4回 化学結合についての復習3:混成軌道,
 事前学習:sp,sp2,sp3混成軌道について予習すること。
 事後学習:混成軌道と分子の形について復習すること
第5回 分子の形
 事前学習:VSEPRについて予習すること。
 事後学習:授業で提示したレポート課題を考えること。
第6回 主族元素についての概観
 事前学習:典型元素の周期表を理解しておくこと。
 事後学習:結合エネルギーについて復習すること。
第7回 貴ガス
 事前学習:希ガス元素について予習すること。
 事後学習:キセノン化合物について復習すること。
第8回 水素と水素化物
 事前学習:水素化物について予習すること。
 事後学習:水素の製造方法について復習すること。
第9回 第二周期元素と第三周期元素との比較・相違
 事前学習:π結合について予習すること。
 事後学習:第二周期の特異性について復習すること。
第10回 酸素と硫黄
 事前学習:酸素や硫黄原子を含む化合物について調べておくこと。
 事後学習:水の特異性について復習すること。
第11回 窒素とリン,
 事前学習:窒素やリン原子を含む化合物について調べておくこと。
 事後学習:アンモニアの合成法や特徴について復習すること。
第12回 ハロゲン元素
 事前学習:ハロゲン原子を含む化合物の形について調べておくこと。
 事後学習:ハロゲン化水素の酸性度について復習すること。
第13回 ホウ素族
 事前学習:ホウ素を含む化合物について調べておくこと。
 事後学習:ハロゲン化ホウ素のルイス酸性について復習すること。
第14回 アルカリ金属とアルカリ土類金属
 事前学習:イオン半径と水和熱の関係について予習すること。
 事後学習:リチウムとベリリウムの特異性について復習すること。
第15回 典型元素についてのまとめ
 事前学習:イオン化エネルギー,電子親和力について予習すること。
 事後学習:配布した「復習用プリント」を復習すること。
教科書
No書籍名著者出版社出版年ISBN
1.『シュライバー・アトキンス 無機化学(上)第4 版 1,2 章、9-15章、(下)16-18章』シュライバー・アトキンス東京化学同人2008978-4-8079-0667-3
2.『ハウスクロフト 無機化学(上)1-3章、10-16章、(下)17,18章』ハウスクロフト東京化学同人2012978-4-8079-0777-9
参考書
成績評価
の方法
出席状況と筆記試験及びレポートなど総合的に評価する。
成績評価割合
(%)
定期試験(期末試験)授業内試験等宿題・授業外レポート授業態度・授業への参加度受講者の発表(プレゼン)
出席
教員独自項目※
701020
※成績評価
割合の教員独自項目
備考
化学科特設科目 履修に当たっては,化学科学科長及び教務担当教員の承諾が必要である。化学全般の基礎となる内容を含む。研究室:C 棟3 階C324室(中島)
最初の授業時に配布する授業計画に基づき,次回の授業範囲の内容を予習しておくこと。
更新日付2014/12/26 18:22:35