講義コード3311200
開設科目名生体物質化学
担当教員中澤 隆
教員所属理学部
開講期・曜日・時限・教室後期 月曜日 3・4時限 E109
授業方法講義
対象学生3回生
単位数2
週時間2


授業概要
現代の生命科学は、生物学上の諸現象を、タンパク質、酵素、遺伝子(核酸)など生体物質の化学的、および物理的性質をもとに説明するばかりでなく、より積極的にこれらの物質に化学的な操作を施すことによって生命現象を試験管の中で再現し、さらにそうした研究の成果は人々の健康維持・管理、医薬品の製造や医療に利用できるまでに発展している。本講義では、生命科学の研究に欠かせない糖、アミノ酸、リボ核酸(ヌクレオチド)、ビタミンなど低分子の生体物質の基本的な化学的性質や構造的特徴について解説するとともに、タンパク質や核酸の構造と生理学的機能、酵素の構造と化学的な触媒機能の関連などについて説明する。
学習・教育目標
生命現象に直結するタンパク質の構造と機能、DNA による遺伝情報の保存と複製、酵素の触媒作用などを有機化学の立場から理解する。また、有機化学が生化学など生命科学の基礎学問として非常に重要であることを認識したい。
キーワード
アミノ酸、糖、リボ核酸、タンパク質、酵素、補酵素、DNA、RNA、生体高分子
授業計画
第1回 糖の化学1:糖および糖の誘導体(特にグリコシド)の化学的性質 
 あらかじめ「ボルハルト・ショアー「現代有機化学(下)」(以下教科書と略す)の糖の章に目をとおしておくこと。復習については講義中に指示する。
第2回 糖の化学2:糖および糖の誘導体の立体構造 
 第1回の内容を復習しておくこと。復習については講義中に指示する。
第3回 多糖類の構造と機能 化学的性質 
 第2回の内容を復習しておくこと。復習については講義中に指示する。
第4回 ヘテロ環化合物:ビタミン、アルカロイドなど天然有機化合物の構造と生理作用 
 あらかじめ教科書のへテロ環化合物の章に目をとおしておくこと。復習については講義中に指示する。
第5回 アミノ酸の化学1:アミノ酸の化学的性質と合成  
 あらかじめ教科書のアミノ酸・タンパク質の章に目をとおしておくこと。復習については講義中に指示する。
第6回 アミノ酸の化学2:ペプチドの化学的合成法 
 第5回の内容を復習しておくこと。復習については講義中に指示する。
第7回 タンパク質のアミノ酸配列決定法 
 第6回の内容を復習しておくこと。復習については講義中に指示する。
第8回 タンパク質の立体構造とその解析法(X線結晶解析、NMR、質量分析)  
 第7回の内容を復習しておくこと。復習については講義中に指示する。
第9回 酵素の化学(基質の認識と触媒反応機構) 
 第8回の内容を復習しておくこと。復習については講義中に指示する。
第10回 タンパク質の構造と機能(リゾチーム、リボ核酸分解酵素、セリンプロテアーゼ) 
 第9回の内容を復習しておくこと。復習については講義中に指示する。
第11回 ヌクレオシドとヌクレオチドの化学  
 第10回の内容を復習しておくこと。復習については講義中に指示する。
第12回 デオキシリボ核酸(DNA)およびリボ核酸(RNA)の塩基配列決定法  
 第11回の内容を復習しておくこと。復習については講義中に指示する。
第13回 デオキシリボ核酸(DNA)およびリボ核酸(RNA)の化学合成 
 第12回の内容を復習しておくこと。復習については講義中に指示する。
第14回 DNAとRNAの構造と遺伝子としての機能  
 第13回の内容を復習しておくこと。復習については講義中に指示する。
第15回 タンパク質の生合成とDNA・RNAとの相互作用  
 第14回の内容を復習しておくこと。復習については講義中に指示する。
第16回 試験
教科書
No書籍名著者出版社出版年ISBN
1.『ボルハルト・ショアー 現代有機化学(下): 第24-26章にほぼ対応する』ボルハルト・ショアー化学同人2011978-4-7598-1473-6
参考書
No書籍名著者名出版社出版年ISBN
1.『必要に応じて資料を配布するほか、講義中に適宜紹介する。』
成績評価
の方法
小試験(時期未定)と最終試験(第15回)の成績を1:2の割合で組み合わせて評価する。
成績評価割合
(%)
定期試験(期末試験)授業内試験等宿題・授業外レポート授業態度・授業への参加度受講者の発表(プレゼン)
出席
教員独自項目※
6733
※成績評価
割合の教員独自項目
備考
化学科有機化学系講義科目(選択科目)
授業が終わった後、講義の内容について関連する専門書を参照して理解をより深めること。
更新日付2015/03/10 22:08:46