講義コード3309160
開設科目名有機化学通論Ⅱ
担当教員浦 康之
教員所属理学部
開講期・曜日・時限・教室後期 水曜日 1・2時限 A202
授業方法講義
対象学生2回生
単位数2
週時間2


授業概要
官能基を有する脂肪族化合物であるハロアルカン、アルコール、エーテル、不飽和炭化水素(アルケン、アルキン)の構造、性質、合成、反応について講義する。そのなかでも特に反応の機構を理解することに重点を置く。基質の電子密度分布や結合の変化に着目して、電子対の移動により有機化学反応を説明する有機電子論に基づくと共に、分子軌道を用いる考え方も随所に取り入れて解説する。
学習・教育目標
有機電子論では電子の移動を曲がった矢印(巻矢印)で表現することにより、多様な有機化学反応を統一的に説明する。本講義では反応機構を理解して巻矢印の書き方に習熟すると同時に、各化合物の構造、性質等についても理解を深めることを目標とする。
キーワード
ハロアルカン、アルコール、エーテル、アルケン、アルキン、求核置換反応、脱離反応、求電子付加反応、有機電子論、分子軌道
授業計画
【第1回】ガイダンス、求核置換反応Ⅰ:SN2反応とSN1反応の比較
     事前学習:有機化学通論Ⅰの内容を復習する。
     事後学習:教科書・講義ノート・配布資料を用いて復習し、練習問題を解く。
【第2回】求核置換反応Ⅱ:各種要因がSN2、SN1反応に与える影響
     事前学習:教科書の該当範囲を予習する。
     事後学習:教科書・講義ノート・配布資料を用いて復習し、練習問題を解く。
【第3回】脱離反応Ⅰ:E2反応とE1反応の比較、求核置換反応と脱離反応の比較
     事前学習:教科書の該当範囲を予習する。
     事後学習:教科書・講義ノート・配布資料を用いて復習し、練習問題を解く。
【第4回】脱離反応Ⅱ:脱離反応における位置選択性と立体化学
     事前学習:教科書の該当範囲を予習する。
     事後学習:教科書・講義ノート・配布資料を用いて復習し、練習問題を解く。
【第5回】アルコールⅠ:構造、性質、カルボニル化合物の還元
     事前学習:教科書の該当範囲を予習する。
     事後学習:教科書・講義ノート・配布資料を用いて復習し、練習問題を解く。
【第6回】アルコールⅡ:アルコールの酸化、有機金属反応剤
     事前学習:教科書の該当範囲を予習する。
     事後学習:教科書・講義ノート・配布資料を用いて復習し、練習問題を解く。
【第7回】アルコールⅢ:逆合成解析、酸・塩基との反応
     事前学習:教科書の該当範囲を予習する。
     事後学習:教科書・講義ノート・配布資料を用いて復習し、練習問題を解く。
【第8回】アルコールⅣ:カルボカチオンの転位反応、ハロアルカンへの変換
     中間試験
     事前学習:教科書の該当範囲を予習する。
     事後学習:教科書・講義ノート・配布資料を用いて復習し、練習問題を解く。
【第9回】エーテル:構造、性質、合成、反応
     事前学習:教科書の該当範囲を予習する。
     事後学習:教科書・講義ノート・配布資料を用いて復習し、練習問題を解く。
【第10回】アルケンⅠ:構造、性質、合成
     事前学習:教科書の該当範囲を予習する。
     事後学習:教科書・講義ノート・配布資料を用いて復習し、練習問題を解く。
【第11回】アルケンⅡ:水素化、求電子付加反応
     事前学習:教科書の該当範囲を予習する。
     事後学習:教科書・講義ノート・配布資料を用いて復習し、練習問題を解く。
【第12回】アルケンⅢ:ヒドロホウ素化、シクロプロパン・エポキシドの合成、ジヒドロキシ化
     事前学習:教科書の該当範囲を予習する。
     事後学習:教科書・講義ノート・配布資料を用いて復習し、練習問題を解く。
【第13回】アルケンⅣ:オゾン分解、ラジカル付加反応、オリゴマー化・重合
     事前学習:教科書の該当範囲を予習する。
     事後学習:教科書・講義ノート・配布資料を用いて復習し、練習問題を解く。
【第14回】アルキンⅠ:構造、性質、合成
     事前学習:教科書の該当範囲を予習する。
     事後学習:教科書・講義ノート・配布資料を用いて復習し、練習問題を解く。
【第15回】アルキンⅡ:還元、求電子付加反応、逆Markovnikov付加反応
     事前学習:教科書の該当範囲を予習する。
     事後学習:教科書・講義ノート・配布資料を用いて復習し、練習問題を解く。
【第16回】期末試験
教科書
No書籍名著者出版社出版年ISBN
1.『ボルハルト・ショアー現代有機化学 第6版・上』K.P.C. Vollhardt, N.E. Schore化学同人2011978-4-7598-1472-9
参考書
成績評価
の方法
中間試験、期末試験、出席状況及び授業への参加度を総合的に評価する。
成績評価割合
(%)
定期試験(期末試験)授業内試験等宿題・授業外レポート授業態度・授業への参加度受講者の発表(プレゼン)
出席
教員独自項目※
45250150150
※成績評価
割合の教員独自項目
備考
化学コース有機化学系講義科目(必修科目)。
更新日付2015/01/07 13:54:31