科学技術振興事業団・計算科学技術活用型特定研究開発推進事業(ACT−JST)プロジェクト
“量子多分子系ダイナミクス・シミュレーションの確立と応用”
低温物質や超流体、プロトンを含む分子系では、構成原子・分子の核の運動は古典力学から逸脱して量子性を帯びたものになっている。このような「量子多分子系」の「ダイナミクス」は従来の物質・材料系シミュレーションではアプローチすることができなかった。本研究開発では、それら量子多分子系ダイナミクスのシミュレーション技術を計算科学の標準技術として確立・発展させ、さらに未踏の物性・現象の解明への応用を進める。
研究期間 | 平成13年11月〜平成16年11月 |
研究代表者 | 衣川健一(奈良女子大・理) |
JST博士研究員 | 堀越篤史 (奈良女子大・理) |
太田靖人(産総研・関西センター) | |
研究分担者 | 長尾秀実(金沢大・理) |
太田浩二(産総研・関西センター) | |
清原健司(産総研・関西センター) |
ACT−JSTへのリンク: http://act.jst.go.jp/info/